ママにとって男の子の育児は大変なようです。それは自分の幼児期とは違うから。
男の子の育て方
ママにとって男の子の育児は大変なようです。それは自分の幼児期とは違うから。
「どうしてそんなことするの?????!!!!!!」
男の子の行動は驚きに満ちています。
女の子は決められたことをキチンとするのが得意。ですが、男の子は探究心に満ち溢れています。決められたことと違うこと、違う方法を試してみたくなるようです。母親からは「どうして?」と思うことも、その子にはちゃんと理由があるんですね。
逆に言えば、親にとって
・して欲しい行動
・やめて欲しい行動
についてちゃんと理由を説明すれば、意外と理解し聞いてくれるものです。
(ただし、良く忘れます。夢中になると約束なんてどっかへ行ってしまいますが・・・)
「なんでそんなことするの!!!」
と大声で叱りつけるときに、その答えをちゃんと聞いていますか?
「どうして、そんなことしたの?」
と優しく聞くと、彼は天才かも?と思えるような意外な理由が聞けるかもしれませんよ。
男の子は無視が嫌い
男の子に限った話ではありませんが、子供は無視が大嫌い。特に男の子は大声で叱りつけられることよりも無視されることが一番堪えます。
だからといって、叱る方法の一つとして「無視」というのは絶対に使うべきではないと私は思います。親に無視された子は、受け入れてもらえていないという虚無感を持ち自尊心が大きく傷つく可能性があるからです。
やっぱり、とにかくじっくり話すしかない。
男の子はある意味、叱られ慣れしていますよね。大声で怒鳴っても、言葉は右から左。脳みそまで届いていないようです。男の子にとって声の大きさは全く関係ないのだと思います。
何かを伝えたい時は、しっかりと子供と目を合わせて、取るべき行動とその理由をハッキリと伝えることが重要です。
「手を洗いなさい」ではダメで「バイキンが付いた手でご飯を食べるとお腹をこわすので手を洗いなさい。」ここまで言えればベスト。
毎回コレを言うのは大変ですが、子供から「知ってるよ!バイキンを落とすためでしょ!!」と返ってくるまでは毎回しっかり説明することが習慣づけの近道だと思います。
何かで夢中になって目を合わせて話ができない時は、私は、子供が話を聞く態度を取るまで放置します。聞く気がない子にはどんな大声を出しても伝わりませんから。
逆に、親が聞く耳もたないことも気になります。ママはちゃんと聞いているというのですが、子供は「聴いてくれない!!」と不満を持っているケースですね。大人は子供の「ねぇ聞いて」に身構えちゃうんですよね。話を聴くだけじゃなくて言うことをきく(要求をのむ)ことを強いられそうで、、
ママは話を聞いているつもりでも、「全部」を聞く前に話始める。子供は本当に話したいことを伝える前にママに遮られちゃているんです。だから、コチラの話なんて子供も聞いてくれない。お互いが先に話したがって喧嘩になっちゃう。
まずは子供の話を最後まで聴く。子供の要求をのむ必要はありません。子供の感情を理解して上げれば十分。
「こう感じたんだね」
この一言で、子供の「聴いてくれない!!」との不満は随分解消されて、コチラの話にも耳を傾けてくれることが多いです。