教育研究者のジュディス・リッチ・ハリスさんの報告が衝撃的です。
子どもの性格形成に親は完全に、あるいは、ほとんど無力である
?????
親は子供にとってとても重要な存在。子供の性格形成は親の責任。そんなふうに思っていましたが、彼の研究では、親は
子供が人生で出会う人の中のひとりにすぎない
といいます。
じゃぁ、なにが子供の性格を形成するのか。それは、
親ではなく、「仲間集団」
だそうです。それなら少し合点がいきます。
人は、最も接する時間の長い3人の平均値でできる。
そんな話を聞いたことがあり、少し納得しました。大切なのは、子供が誰と付き合っているかということなのですね。
小学生の高学年にもなってくると、友達との交流が濃密になっていきます。どんな友達と付き合っているか。そこにもっとアンテナを張らないとイケないんですね。
「あんな子と付き合っちゃダメ」
とても嫌いな親なの対応ですが、ハリス氏の研究からすると最も的を得た指摘なのかもしれません。
ただ、付き合う友達を悪く言うのはやっぱりイヤ。そこで、こんな思考で脳内整理しました。
その友達はウチ子によって性格形成されている
友達を親が選別するのではなく、子供が選んだ友達とより良い方向へ向かえるよう考えて行きます。