育児の悩みで最も多いのが子供の叱り方。「褒めて育てる」とは言うものの、実際には難しいですよね。どんな叱り方がいいのか、調べてみました。
子供の叱り方 6か条
子どもの生育、発達のためには、やってはイケない叱り方があります。そんな6か条がコチラ。
私の叱り方は、この6か条のどれにも逆をいっているので、身につまされます。
1.感情的に叱らない
ついついやってしまいますよね。「しつけ」と自分に言い訳しながら感情をぶつける叱り方。
子どもには「どんな自分でも愛してもらえる」ということをキチンと理解してもらうのがとても重要。 感情的になるのは「叱る」ではなくて「怒る」。こどもにとっては、ただただ恐い思いや嫌われているとの思いを生むだけです。
ですが、自分も人間なので ある程度は仕方がない。 そう割り切らないとやってられませんよね。
2.理由を伝えずに叱らない
「ダメ!」とか「コラッ!」とかで終わってしまう叱り方ですね。だって聞いてくれないんだもの。。そんな思いもありますが、できるだけ理由を伝えるように努力しています。
たしかに、理由をちゃんと伝えないと、コチラの顔色ばかり伺う子になってしまいそうですね。
3.大声で叱らない
ムリムリ (ヾノ・∀・`)ムリムリ。大声で言わなきゃ、聞きもしませんよね~。「大声は言葉の暴力」なんて言う方もいますが、とっさの時とかは大声出さないと耳に届きませんよ。
大声は良くはないので出来るだけ大声にならないように気にはしてみます。子どもが萎縮しようが、泣き出そうが とにかく今スグ行動をストップさせないと大問題になる! そんな時は遠慮せずに大声をだしてもいいと思いますよ。
理想は、子どもが落ち着いたら、冷静に理由をちゃんと説明しながら言い聞かせる。それが出来れば、大声出したことなんて反省しなくていいんじゃないかな。
4.時間が経ってから叱らない
時間が経ってから叱っても、あまり効果がない。理想論です。実際はそんなことムリですよね。とっさの注意の声掛けで子供が聞く耳もたない時に叱る方がよっぽど効果がないと思います。
なので、時間が経ってもコチラの話を聞けるようになってから、「叱る」というよりは「諭す」ような感じで優しく声掛けするようにしています。絶対にやってはイケないと思うのは、叱っている時に過去のことを蒸し返す怒り方。
こういう時って、かなり感情的になっています。自分だってそんな言われ方したらカチンと来ちゃいますから、子供も同じ反応になるのもうなずける。
5.大勢の前で叱らない
恥ずかしいという感情が芽生えている子供を大勢の前で叱るのは良くない。叱られる理由を理解するよりも大勢の人に叱られているところを見られる恥ずかしさでいっぱいになってしまうそうです。自分は遠慮なく叱っちゃいますよ。
叱る時はドコでも区別なく叱る。その方が伝わる気がします。自分でも良くないなぁと思うのは、「私はちゃんと子供をしつけていますよ」とアピールするような叱り方。子どものためというよりは、回りの目が怖くて 良き親を演出しているような叱り方は私は共感できないですね。
6.体罰を繰り返してはいけない
この表現、ありがたいです。「体罰をしてはいけない」ではなくて「繰り返してはいけない」。
世の中の風潮はあきらなに体罰全面否定。けど、事の重大性を伝えたり、取り急ぎ危険な行動をやめさせるには体罰が必要な場合があると思います。相手は言葉が通じる大人ではないのですから。
体罰を認めると加減がわからない親もいるので危険なのはわかります。ですが、親が子どもに手を出してしまったことや手を出したくなる感情にさいなまれるのも良くはありません。「多少の手出しアリとの認識で、最終手段に温存する」。コレぐらいが丁度いいと私は思います。
もちろん繰り返しはNGですよね。暴力を容認することになり、子供も暴力を肯定するようになってしまいますから。